ノーベル賞作家 Kazuo Ishiguroの初期の作品、An Artist of the Floating World の講読が始まりました。戦後の日本を舞台としたこの小説は派手なストーリーラインがあるわけではなく、RFLのメンバーの中には小説はあまり得意じゃなくて…とおっしゃっていた方もあるのですが、この小説をRFLの本として選んでよかった!と今では心から思っています。
「もともと日本語で書かれたものを英訳したようなイメージで読んでほしい」というIshiguroの言を待つまでもなく、この小説は日本語で書かれたものを英訳したのではないかと錯覚するほどの「日本っぽさ」にあふれています。日本語独特の丁寧さや控えめさも見事に表現されており、登場人物の最大限に謙った表現を使って作文したり、文章上の技巧を分析したり、当時の日本人が持っていた(と作中で描かれている)要素で現代もまだ残るものは何かをディスカッションしたり…と日本語と英語と日本について考える、またとない「教科書」となりそうです。
月に一度のzoomセッションでは新年の抱負について英語で語りあったのですが、楽しくて深くて90分などあっという間です。今月は試験的に、時刻を変更して開催してみました。なるべく多くの方が参加できるよう、これからも工夫できるところは工夫していきたいと思います。
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