2026年5月8日金曜日

MELコース・コアカリキュラムの 2026年度 4月のレッスン内容

MEL-1

MEL-1では、「英語を英語のまま理解し、声に出して使えるようにすること」をテーマに学習をスタートしました。MELカリキュラムの最初の段階として、まずは英語の“音・リズム・語順”を身体で覚え、「聞こえた英語をそのまま再現する力(reproduction)」を育てています。

フォニックスでは oo / oi / oy などの音を扱い、チャンツ・スペリング・クイズ活動を通して、「音」と「文字」のつながりを学習しました。

基礎英語1では、「健とケン」のストーリーを題材に、be動詞・一般動詞・疑問文・can などの基本表現を、「聞く→まねする→読む→役になって話す」という流れで練習しました。特に、シャドーイングやロールプレイを通して、英語らしいリズムや抑揚を身につけることを大切にしています。
また、“Bridge to English” や Quiz 活動を通して、「なぜその英語になるのか」を考える練習も始まりました。Google Classroomでの振り返りや音読筆写にも継続して取り組んでいます。

ELST Elementary は5月から本格的にスタート予定で、4月は各自が自分の課題に合わせて練習を行いました。

MEL-1Lα

Bridge Workを使い、be動詞や所有格(my / your など)を例文を使って繰り返し練習しました。ディクテーションや語順整序を通して、「知っている英語」を「使える英語」へつなげています。

MEL-2

MEL-2では、「英語を英語らしく理解し、使える形で身につけること」をテーマに学習を進めました。MEL-1で育てた「再現」の力を土台に、英語を“かたまり(チャンク)”として理解し、より自然に運用することを目指しています。

基礎英語では、「American Ken と Japanese Ken」の物語を用いながら、音読・リピート・ロールプレイを繰り返し行いました。be動詞・一般動詞・疑問文・否定文・can/can’t など、中学校英語の基礎表現を、「文法暗記」ではなく「語順とリズムの感覚」として身につける練習を行っています。

Bridge Work
では、be動詞や所有格表現を用いた文を、ディクテーションや語順整序を通して反復練習しました。ELSTでは発音練習や文法トレーニングに取り組み、Google Classroomでの振り返り投稿も含め、「自分で学ぶ力」も少しずつ育ってきています。

また、火曜日クラスではタイピング、金曜日クラスではフォニックスを継続し、英語を「音・文字・運用」の3方向から支える基礎づくりを進めました。

MEL-3

MEL-3では、「内容スキーマ(何を話すか)」が自分や他者の経験へと広がり、「形式スキーマ(どのように伝えるか)」も、“文を使って説明する段階”へ入っています。MEL-1・2で培った「再現」の力を土台に、「理解→整理→伝達」の流れを意識した学習が始まっています。

基礎英語1では、「健とケン」のストーリーを使いながら、メモを取り、内容を整理し、ペアでリテリングや要約を行いました。今年度は特に、「必要な情報を整理し、自分の言葉で説明すること」を重視しています。

Bridge Workでは、現在形や頻度表現を使いながら、自分や他者について詳しく説明する練習を行いました。相手の答えを確認したり、聞いた内容を別の相手に伝えたりする活動を通して、「理解→整理→伝達」の流れを経験しています。

Speech Navigatorでは “My Money” をテーマに、お金の使い方について会話を広げる活動を行いました。相手の話を聞き返したり、内容を整理して返したりしながら、「話す→聞く→返す」というコミュニケーションの循環を学んでいます。

ELSTでは英検4級レベルの単語・例文練習を継続し、「学校英語を実際のコミュニケーションにつなげること」を意識して学習しました。

MEL-4

MEL-4では、「理解→整理→再現」の力を土台に、「自分の考えや経験を加えて伝えること」をテーマに学習を進めました。MEL-3までの reproduction(再現)に加え、「自分の視点」を含めて伝える段階へ入っています。

基礎英語2では、シンゴとさまざまな国の人々とのやり取りを題材に、内容を整理しながらリテリングを行いました。今年度は、セリフの暗記ではなく、「出来事の流れを理解し、自分の言葉で説明すること」を重視しています。

Bridge Work
では、SVOO表現、something / anything / nothing、時制の使い分け、間接話法などを扱いました。音声を聞き取り、口頭やタイピングで再現する活動を通して、「理解した英語を運用できる形にする力」を育てています。

ELSTでは英検3級レベルの単語・例文練習を継続し、ディクテーションや音読を通して、「知っている単語を使える形にする」練習を行いました。

4月は、「聞いた内容を整理して伝える力」に加え、自分の考えや経験を交えて説明しようとする姿が多く見られました。

MEL-5

MEL-5では、「自分の考えや経験を、より客観的・論理的に整理して伝えること」をテーマに学習を進めました。MEL-4までの「再現」を土台に、「自分の視点」を加えながら、より英語らしい構成や表現で伝える力を育てています。

Speech Navigator 2
では、“Music”“Books and Movies” をテーマに、「なぜそう感じるのか」「どのような影響を受けたのか」まで含めて話を組み立てる練習を行いました。スピーチ原稿作成・発表・質疑応答を繰り返しながら、聞き手を意識して情報を整理する力や、質問に即興で応答する力が育ち始めています。

Bridge Workでは、現在形・過去形・過去進行形・助動詞・形容詞と副詞などを扱い、「文法を知識として理解する」のではなく、「状況の中で使える形」にすることを重視しました。Oxfordへの旅行計画や学校生活など、具体的な場面設定を通して、会話・retelling・reporting活動を行っています。

ELSTでは Reading / Listening / Shadowing に継続して取り組み、Pair Repeating や Shadowing を通して、「英語のまとまり」として音と語順を身体化する練習を行いました。また、理解した内容に対して自分の意見を加えて伝える活動も増え、「内容スキーマ」と「形式スキーマ」の両方を広げる1ヶ月となりました。

Advanced

Advancedクラスでは、「英語を使って考え、自分の視点で再構成し、論理的に伝えること」をテーマに学習を進めました。MEL-3までの reproduction、MEL-4・5での「自分の視点を加える力」を土台に、Advancedではさらに「再構成・論理的伝達」の段階へ入っています。

ELST
では、ナレーション内容をノートに整理し、それを他者に説明する活動を通して、「再構成→伝達」の力を強化しました。英検準1級・大学入試レベルの文章にも触れ、学校で学んだ文法や表現を実際の文脈で運用しています。

Q Skills for Successでは、「選択と意思決定」をテーマに、スキミングや指示語把握といった読解スキルに加え、「主張と根拠」を明確にして考える練習を行いました。正解のないテーマに対しても、自分の立場を持ち、それを英語で論理的に表現する姿が見られ始めています。

Bridge Work
では、分詞や使役構文をアウトプット活動の中で活用し、インタビュー→再報告を通して、「理解→整理→再構成→伝達」の流れを経験しました。

Advancedクラスが目指しているのは、「英語ができる状態」ではなく、「英語を使って考え、伝えられる状態」です。4月は、インプットした内容に自分の視点を加えながら、言葉として再構成しようとする姿が多く見られました。



2026年5月7日木曜日

Primary, ER多読クラス 2026年度 4月のレッスン内容

Primary-1

4月のPrimary-1クラスでは、アルファベット・色・食べ物などの基本的な英語表現に楽しく触れながら、新年度のレッスンをスタートしました。ABCソングやアルファベット並び替えゲームでは、チームで協力しながら活動に取り組み、「1分を切ろう!」という目標に向かって意欲的に挑戦する姿が見られました。

レッスンでは、自分の名前や好きな食べ物・色を英語で紹介する練習を行い、ゲームややり取りを通して自然に英語に親しみました。また、ワークシートや背中伝言ゲームを通して、アルファベットの形や書き順にも楽しく取り組みました。
5月からはテキスト学習も始まります。4月に育ってきた「大きな声で楽しく取り組むこと」と「友達と協力すること」を大切にしながら、これからも英語をたくさん使っていけるようレッスンを進めて参ります。

Primary-2

4月のPrimary-2クラスでは、colors・shapes・things at school など、これまで学習してきた表現を確認しながら、新年度のレッスンをスタートしました。久しぶりのレッスンでも、大きな声で積極的に英語を話そうとする姿が見られました。

Let’s Go-1 Unit 3
では、会話文の音読や筆写を通して、英語を書く時のルール(大文字・小文字・コンマ・ピリオド・スペースなど)を確認しました。また、発表活動では、聞こえる声やアイコンタクトを意識しながら、人前で伝える練習にも取り組みました。
“How many crayons?” などの表現では、単数形・複数形の違いも学習し、教室内でのゲーム活動を通して楽しく英語を使うことができました。

ELSTでも継続して発音や表現練習を行い、「聞く・読む・話す」の力を少しずつ積み重ねています。

Primary-3

4月のPrimary-3クラスでは、「単語を正しく聞いて言う」「4本線を意識して書く」「英語であいさつをする」の3つを目標に、新年度の学習をスタートしました。

Let’s Go-2 Unit 4
“Occupations”では、doctor / teacher / taxi driver など職業の言い方を学習し、I’m a teacher. や She’s a police officer. のように、自分や周りの人について紹介する練習を行いました。ジェスチャークイズや職業当てクイズを通して、楽しみながら語彙を増やしています。
Phonics
では、a_e・ai・ay の音のルールを学習し、自然な発音で単語を読めるよう練習を進めました。
ELSTでは、あいさつや自己紹介、数をたずねる会話練習を行い、イントネーションや音のつながりを意識しながら、「聞く・話す・読む・書く」をバランスよく学習しています。
月末には、自分の成長や次の課題を振り返る時間も持ち、前向きに学習に取り組むことができました。

ER多読-Basicクラス

4月のER多読-Basicクラスでは、Oxford Reading Club のアプリを活用しながら、「読む・聞く・話す・まとめる」を意識した学習に取り組みました。

“Look at Me”では登場人物の気持ちを考えながら読み進め、“Presents for Dad”では This is for Dad. と This is for you, Dad. の違いを確認しました。また、“The Pet Shop”では、自分の欲しいペットについて “I want a snake!” のように英語で表現する練習も行いました。
ノート活動では、「読んでから書く」ことや、誰が話しているのかが分かるように整理して書くことも意識しました。5月から始まる発表活動に向けて、自分が読みたい本を選びながら準備も進めています。

ER多読-Advancedクラス

4月のER多読-Advancedクラスでは、Oxford Reading Club の5つの機能(Warm up / Listen up / Read / Speak up / Wrap-up)を活用しながら、「読む」だけでなく、「理解し、聞き、話し、まとめる」ことを意識した学習に取り組みました。

発表活動では、登場人物の気持ちや物語の流れを理解しながら、声のトーンやセリフの言い方を工夫する姿が多く見られました。音のつながりや過去形の発音なども意識し、より自然な英語表現を目指して練習を重ねています。

また、Google Classroomの使い方や4本線を意識したアルファベット練習など、今後の学習の土台となる部分も確認しました。読む冊数だけでなく、「1冊を丁寧に読む姿勢」も少しずつ定着してきています。

⭐️これまで添付ファイルでお送りしていた読書レポートは、今後はOxford Reading Clubアプリ内「学習状況」「マンスリーレポート」よりご確認いただけます。



2026年4月26日日曜日

RFL (Read for Life) 2026月年 4月のレッスン内容

 1月から読んできたAn Artist of the Floating World (ノーベル賞作家 Kazuo Ishiguroによる、戦後日本を描いた小説)を読了しました。

RFL
Read for Life という名のブッククラブ、この名作をメンバーの皆さんと読めて本当に良かったと喜びを噛み締めています。今月課題としてお答えいただいたのは「主人公 Onoの性格分析」「タイトルにもある an artist of the floating world (浮世の画家を主人公はどう定義しているか」「著者Ishiguroはどんな目的をもって冒頭パラグラフを書いたのか」など。

英語力はもちろん、じわじわと攻略してきたランゲージ・アーツ(言葉の技)を駆使なさるご回答には、一人ではとうてい思いつけない視点・解釈があり、その背景にメンバーの方お一人お一人の人生があって、「大人が皆でワイワイ語り合いながら読書する」ことの醍醐味を感じました。小説っていいですね、としみじみおっしゃってくださった方もあり、皆さんとまた小説を読んでみたいです。

5
月からはMatthew Walker, Why We Sleep: The New Science of Sleep and Dreams (邦訳『睡眠こそ最強の解決策である』)を読みます。著者はカリフォルニア大バークレー校の神経科学と心理学の教授。睡眠の深淵なる世界を皆さんとワイワイ語り合いながら読み、英語力と表現力と睡眠力を磨きます。

2026年4月6日月曜日

MELコース・コアカリキュラムの 3月のレッスン内容

 

MEL-1

Phonics: 今月も引き続き短母音+子音の組み合わせの音と綴りの関係を練習しました。例)jig, fig, fin, bin, kit, lid, six など。
短い単語ながら意味を知らないものもたくさんあり、語彙を増やす良い機会にもなりました。明るいチャンツと写真付きのビデオは感覚的に発音と意味をつなげていく役割も果たしています。

基礎英語-1 3月号:少しずつアウトプットへの学習に切り替えてから3か月。Today's Sceneを英語にするとどんなふうに言えるか、イラストを英語で説明するにはどうしたら良いか。グループで話し合いながら少しずつ習った英語を使うための橋渡し。だんだん英語の組み立て方がわかってきて、「わかる」と「できる」の違いを実感することができたようです。いよいよお話はクライマックスを迎えました。かなり難しい表現や語彙が出てきましたが、内容に入り込むことで文章を理解できていました。これこそがコンテンツで学ぶ意義だと改めて感じました。

ELST Elementary:英検の面接練習素材をモデルとして使い、自分たちの言いたいことを作文し発表しています。今月は公園でどんなことをするかなどについての作文を行いました。

 

MEL-2

Speech Navigator: Unit 4 Clothes のプレゼンテーションを行いました。前回の反省を活かして、準備を万端に臨んだ生徒、うっかり忘れていた生徒、色々でしたが、みんな聞き手を意識した発表ができたのは立派でした。

基礎英語-1 3月号:今月でストーリーが完結しました。MEL-3から始まる要約の練習もスタートしました。最後は1年間のストーリーを通じての作者のメッセージをみんなで考え意見交換をしました。英語のストーリーを自分ごととして捉える機会になれば嬉しいです。

Bridge Work: MELコースの核である英語回路づくりのトレーニングを本格的に行いました。3つ4つのチャンク(意味のかたまり)がある文になると再現が難しく感じる生徒が多いようです。ここから少しずつどんな文でも聞いたら再現できる力が育っていきます。

ELST: 英検の単語練習のコンテンツを使い、例文を覚えて使えるようになるための練習を毎回進めています。4級の例文練習に入ったので難しく感じる生徒も多いようです。

MEL-3

Speech Navigator: Unit 7 One Day Last Week で過去の出来事についてプレゼンテーションを順番に行いました。質疑応答の練習も丁寧に行っていて、だんだん上達してきました。

基礎英語 1:基礎英語の1週間のストーリーをメモを取りながら聞き、口頭でパートナーに説明をし、それをもとに要約文を書く練習を引き続き行なっています。クラスメートから学び、自分なりに工夫をできるようになってきています。

Bridge Work: 今月は過去形の長文で文脈を理解するトレーニングを行いました。また、SVOCの形を自然な形で練習し、運用できるようになってきました。

ELST: 引き続き英検3級レベルの例文を使いこなす練習に入りました。このレベルを使いこなすのはなかなか難しいですが、少しずつハイスコアを出せる生徒さんが増えてきました。


MEL-4


Speech Navigator 2 : Unit 4 Sports のプレゼンテーションを行いました。この間、聞き手を意識した話し方がとてもよく身につき、生徒たちは大きな成長を見せました。質疑応答も内容の良いものになってきています。


基礎英語2: 引き続き、1週間のストーリーを聞き、メモをとり、自分なりに1分間で4つのストーリーの説明をする活動。プラス、シンゴが言いたかったことと実際に言ったこと、相手の反応を必ず入れることを制約にして活動をしています。引き続き、与えられた課題に正確に答えるためのトレーニングを行なっています。


Bridge Work: この間、不定詞や接続詞、時制の運用、any, some, no, everyのつくことばの使い方、比較の応用表現など、詳しく説明をするための表現をたくさん練習しました。MEL-5ではここからさらに語彙を増やしながら英語らしい客観表現を身につけていきます。


ELST: 英検2級の例文練習が始まりました。かなり難しい単語や表現が多くなり苦労しつつも良い努力ができています。


MEL-5

ELST
2025年度は、AI教材の長所である「個別最適」の学びと、クラスだからこそ実現できる「対話・実践」を組み合わせた指導を行ってきました。単に課題をこなすのではなく、「AIをどう使いこなすか」という視点を持てるようになってきた生徒が増えています。
AI時代においては、「知識を持っていること」以上に、「それを使って考え、伝える力」が求められます。今後は、AIで得た理解を土台に、人とのやり取りの中で思考を深め、表現していく力をさらに伸ばしていきます。

Q Skills for Success -1 Reading & Writing
Unit 5では「Sports Science(スポーツ科学)」をテーマに学習しました。釣りやカーレーシングはスポーツなのか、そもそもスポーツとは何か、といった問いを通して、「定義とは何か」「自分はどう考えるか」を言語化する経験を重ねました。
レッスンでは、正解を当てることよりも、「自分の考えを持ち、それを英語で伝えること」を大切にしています。
ライティングでは、supporting sentence や detail を用いて、自分の主張に具体性と説得力を持たせる方法を学びました。これは今後のアカデミックな学びや試験にも直結する重要なスキルです。

Bridge Work
Chapter 32 Unit 1では、「句動詞」や「to不定詞/動名詞をとる動詞」の使い分けを扱いました。これらは単なる文法知識として覚えるだけでは使えるようにならず、実際の文脈の中で繰り返し使うことで初めて定着していきます。
レッスンでは、こうした文法事項も「使うための知識」として扱い、コミュニケーションの中で運用できる状態を目指しています。
また、Grammar in Useでは epidemic と pandemic の違いを扱い、実社会での出来事と結びつけながら理解を深めました。既存の経験と結びつけて学ぶことで、単なる暗記ではない「意味のある理解」へとつながっています。

語彙学習
「順序や概念に関する語彙」および「熟語」に取り組みました。語彙は単語単体で覚えるのではなく、「どのような文脈で使うのか」を意識することで、実際に使える力へと変わっていきます。レッスンでは、実際の表現活動の中で使いながら定着を図っています。

RFL (Read for Life) 2026月年 3月のレッスン内容

 ノーベル賞作家 Kazuo Ishiguro が戦後の日本を描いた作品、An Artist of the Floating World の講読3ヶ月目。品格のあるフォーマルな文体が印象的なこの作品は「きれいな英語表現」を学べる教科書でもありますが、今月はIshiguroのフォーマルな文章をあえてインフォーマルに書き換えるという実験を行いました。RFLのメンバーの方たちには、なじみの薄い「インフォーマルのイロハ」を習得していただけたかと思います。小説が佳境に入っていく中 value system という言葉が皆さんのディスカッションでよく登場するようになり、どんどん読みを深めていらっしゃることがわかります。主人公が体現するvalue systemの揺らぎ、その揺らぎに翻弄される人々、その中で必死に生きようとする若い世代。課題の一つとして、主人公の孫(小学低学年)視点で小説内の出来事についての「日記」を書いてもらいましたが、子どもだからこそ語れる「戦後日本」は実に深いものでした。月に一回のzoomセッションでは川端康成やジブリ作品の「英訳」に注目、よりクリエイティブに英文を作るということも実践していただきました。An Artist of the Floating World 4月に読了予定、5月からはMatthew Walker, Why We Sleep: The New Science of Sleep and Dreams (邦訳『睡眠こそ最強の解決策である』)に入ります。

RFL (Read for Life)2026年 2月のレッスン内容

 ノーベル賞作家 Kazuo Ishiguro が戦後の日本を描いた作品、An Artist of the Floating World の講読2ヶ月目。作者Ishiguro自身が「もともと日本語で書かれたものを英訳したようなイメージで読んでほしい」と述べていることもあり、今月はRFL初の「英文和訳」に取り組んでいただきました。Matsuda’s house という言葉だけをとっても「松田氏のお宅」「松田の家」「松田邸」「松田さんの住む家」など様々で、日本語の選び方から訳した方の「人生」が垣間見られますし、情報の重要度をどう判断してどう日本語に落とし込むか、その方法も十人十色で「言葉との向き合い方」が浮かび上がります。月に一度のzoomセッションではお互いの和訳を英語で批評し合うということもやりました。今月は他にも、作中世界にもしも入り込んでしまったら登場人物たちにどんな言葉をかけるか、作中使われている語句をなるべくたくさん使って英文を作る、「異化」「同化」翻訳を意識して本作を読んでみる、などを行いました。

2026年3月25日水曜日

Primary・ER多読クラスの3月のレッスン内容

 

Primary-1  

Let's Go -1:今月は、ColorsとShapesを学習しました。Let's Beginのテキストにも出てきたので、子どもたちはとてもスムーズに色や形を言うことができていました。Let's Go1では色と形を一つの文にして、This is a star. It's blue.=> It's a blue star.という表現を学びました。ワークブックをみんなで解きながら繰り返し読む練習も進めていき、スムーズにいえるようになる姿も見られました。質問文にしてみると、これまでの学習からIs this a 〇〇? って聞くことを予想して発言する姿があり、テキストにのっているゲームを通してペアで楽しく練習をしました。

PhonicsページではCcとGgの発音を確認し、単語はc-a-t catとアルファベットを言いながらスペリングと発音を一致させながら確認する方法で練習を行いました。

ELST Elementary : その日のレッスンで出てきた単語やテーマに関するセクションに取り組んでいる姿があります。達成率が100%になってきている部分もあるようで嬉しそうに見せてくれます。

Easter Lesson:Easterの由来やその文化について触れました。学校で学んだ生徒もおり、知っていることや疑問に感じたことを互いに出し合って学びを深め、伝統的なゲームを用いてEasterを味わいました。Egg huntingでは卵型のカプセルの中に隠されたアルファベットを並び替えるゲームをし、チームごとに協力し合う姿がありとても楽しんでくれた様子でした。Egg painting活動では、レッスンで学んだShapesやColorsの単語や文をを使いながら、かご作りを行いました。画用紙を指してIt's a long brown rectangle.と言った Let's make a circle. と工程を一緒に言いながら進めました。卵の色塗りをする時には、友達同士でCan I use your marker? やYour eggs are cute/cool!! などの英文も用いながら取り組み、笑顔がたくさん見られました。

次回のPrimary2レッスンは4月9日です。新年度もどうぞよろしくお願いいたします。
Primary-1 講師:押山智美


Primary-2

Let’s Go-2  Unit3の総復習として、様々な”can do”の的を配置したオリジナルのルーレット作りをしました。テーマを掲げ学習したことを発展的に取り入れながらペアで製作に夢中になる様子を微笑ましく思いました。その後はUnit4に入り、既習のWhat’s wrong?と同様の使い方でWhat’s the matter?を用いて相手を心配し声を掛ける場面の会話練習と、単語や文を正しく綴る練習をしました。What’s the matter?-I’m sick. のように症状を伝えるときに使う形容詞も新たに学習しました。

ELST では、正確に発音するコツや、声を機械にしっかり届ける工夫をしながら各自真剣に練習を進めることができています。Wh-questionとYes/No questionとではイントネーションや語尾の上げ下げが異なるので注意して練習することと、母音は前の音に繋げて読むことを意識して取り組むよう声掛けをしております。発音練習が一巡し、単語のスペリングや語順問題に挑戦する姿も増えています。

Primary-2 講師:森實美春


ER多読クラス

3月の多読クラスでは、感情を込めて発表することを目標に練習に励む生徒さんが大勢いました。それぞれの登場人物になりきり、セリフの言い方を研究しながら発表の準備を進められることは、本の内容理解にも繋がりとても効果的な練習といえます。単調に読み進めるだけでなく、場面を理解し声のトーンを変えて工夫する発表が多く見られたことに今月も大きな成長を感じました。家庭学習の読書についてはだいぶ個人差が見られます。10−15分の隙間時間を利用して読書時間を週に2、3回はご家庭でも確保できると力が伸びていきやすいと思いますのでぜひ日常に取り入れる工夫を継続してほしいと思います。

ER多読 講師:森實美春


Primary-2 ・ER多読クラス 共通


今年度最終レッスンでは、「Easter Party」と称して、日本ではまだ馴染みの少ないイースターにちなんだ活動を行いました。なぜEasterというお祝いをするのか、イエスキリストの復活祭にちなんで生命や繁栄の象徴として卵とうさぎが用いられること、毎年Easterの日は異なりそれはどのように決められるか、などをお話し知識を深めた上で、”Egg Hunt” (卵探し)に使用するバスケット作りや、謎解き、”Egg Race” (スプーンで卵運びリレー)、ボキャブラリーワークシートを楽しみました。クラスの様子はGoogle Classroomにグループ写真を掲載していますのでぜひご覧ください。

Primary-2・ER多読 講師:森實美春

MELコース・コアカリキュラムの 2026年度 4月のレッスン内容

MEL-1 MEL-1では、「英語を英語のまま理解し、声に出して使えるようにすること」をテーマに学習をスタートしました。MELカリキュラムの最初の段階として、まずは英語の“音・リズム・語順”を身体で覚え、「聞こえた英語をそのまま再現する力(reproduction)」を育てていま...