5月より読んでいる Izzeldin Abuelaish著I Shall Not Hate: A Gaza Doctor's Journey on the Road to Peace and Human Dignity (邦訳『それでも、私は憎まない――あるガザの医師が払った平和への代償 』)。
どうすればイスラエルとパレスチナの問題を主体的に読み、考えることができるのか、どうすれば「対岸の火事」に終わらせずにすむのか。この本を開くたび、そんなことを考えさせられます。
RFLでは毎週の講読箇所につき講師がお題を出し、それに答える形で200 wordsほどの英文を書いていただいていますが、今月も主体的に読む試みとして「もしも2007年にタイムスリップできたら著者にどんなメッセージを届けますか」「今週の講読箇所に登場した人・モノを1つ選び、その人(あるいはモノ)の目線で当時のガザの様子を描写してください」などのお題を出しました。
皆さんが選んでくださった「人・モノ」は、出国ビザが取得できないがためにアメリカへの留学が果たせないガザの若者、爆撃に振り回される農家の人、ガザの病院、温室で育ったキュウリ、そして「勃発(outbreak)」など。
月1回の恒例のzoom セッションではめいっぱいリスニングを行いました。カマラ・ハリス氏自身が語る高校時代の話、オーストラリア首相の声明からカナダのアーティストの喋り、エルトン・ジョンの電話越しのインタビューまで、多様な発音にチャレンジしていただきました。
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