今月から大物、Yuval Noah Harari著 Nexus: A Brief History of Information Networks from the Stone Age to AI (邦訳『NEXUS 情報の人類史』)の講読が始まりました。参加メンバーの皆さんが口々におっしゃるのは、先月まで読んでいたHow Emotions are Made: The Secret Life of Brain (邦訳『情動はこうして作られる—脳の隠れた働きと構成主義的情動理論』)との深い関連性です。Nexus は情報ネットワークが人間をどのように変えてきたのかという問題を壮大なスケールで論じる本ですが、そもそも人間が「情報」をどのように脳内で処理するのか、というからくりを理解しているとこの本のおもしろみは倍増します。そのベースとなっているのがHow Emotions are Made。「人間は、どんな情報にも主体的に意味を付加・構築している」ということを、人間の長い歴史から捉え直しています。月に一度のzoomセッションではNexusの感想をお互いに英語でシェアし、「事実」について講師が英語でレクチャーを行いました。
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