Izzeldin Abuelaish著I Shall Not Hate: A Gaza Doctor's Journey on the Road to Peace and Human Dignity (邦訳『それでも、私は憎まない――あるガザの医師が払った平和への代償 』) の講読も2ヶ月目に入りました。
想像を絶する悲惨な状況が、著者ならではの見事なstory-telling で綴られる本書。今月は、本書はもちろん、TED talk のstory-tellingも分析しました。分析のメソッドとして毎回使うのは、大注目のLanguage Arts (分析と議論を重ねることで辿り着ける「言葉の技術」のこと、LAと略)。LAに「正解」はありません。一人ひとりが自分の視点・感覚・経験・知識・論理導出力を総動員することで自分ならではの分析を編み出します。分析することで文章の理解もより主体的により深くなりますし、自分の言葉の技術を高みに上げることもできます。
月終わりのzoomセッションでは「伝える」の基本であるMAP—main idea, audience, and purpose—についても議論をしていただきました。皆が知見と人生観を惜しみなく注ぐ議論というのはこうも深く、おもしろいのか…と圧倒されました。今月も溢れんばかりの学びと感動をありがとうございます。
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