1月から読んできたAn Artist of the
Floating World (ノーベル賞作家 Kazuo Ishiguroによる、戦後日本を描いた小説)を読了しました。
RFLはRead for Life という名のブッククラブ、この名作をメンバーの皆さんと読めて本当に良かったと喜びを噛み締めています。今月課題としてお答えいただいたのは「主人公 Onoの性格分析」「タイトルにもある an artist of the
floating world (浮世の画家) を主人公はどう定義しているか」「著者Ishiguroはどんな目的をもって冒頭パラグラフを書いたのか」など。
英語力はもちろん、じわじわと攻略してきたランゲージ・アーツ(言葉の技)を駆使なさるご回答には、一人ではとうてい思いつけない視点・解釈があり、その背景にメンバーの方お一人お一人の人生があって、「大人が皆でワイワイ語り合いながら読書する」ことの醍醐味を感じました。小説っていいですね、としみじみおっしゃってくださった方もあり、皆さんとまた小説を読んでみたいです。
5月からはMatthew
Walker, Why We Sleep: The New Science of Sleep and Dreams (邦訳『睡眠こそ最強の解決策である』)を読みます。著者はカリフォルニア大バークレー校の神経科学と心理学の教授。睡眠の深淵なる世界を皆さんとワイワイ語り合いながら読み、英語力と表現力と睡眠力を磨きます。
世界に通じる英語コミュニケーション力の育成。MEL School の MELコースが2006年から一貫して行ってきたことです。 このブログでは、毎月のレッスン内容をご紹介します。 MEL School は一人ひとりの能力を伸ばし、成長するための「スローエデュケーション=学育(ガクイク)」を推進。AI時代に必要な有機的な学習で未来に希望をつなげます。 一人ひとりが学び・育つ「スローエデュケーション=学育(ガクイク)」レポート@MELコース
2026年4月26日日曜日
RFL (Read for Life) 2026月年 4月のレッスン内容
2026年4月6日月曜日
MELコース・コアカリキュラムの 3月のレッスン内容
MEL-1
基礎英語-1 3月号:少しずつアウトプットへの学習に切り替えてから3か月。Today's Sceneを英語にするとどんなふうに言えるか、イラストを英語で説明するにはどうしたら良いか。グループで話し合いながら少しずつ習った英語を使うための橋渡し。だんだん英語の組み立て方がわかってきて、「わかる」と「できる」の違いを実感することができたようです。いよいよお話はクライマックスを迎えました。かなり難しい表現や語彙が出てきましたが、内容に入り込むことで文章を理解できていました。これこそがコンテンツで学ぶ意義だと改めて感じました。
ELST Elementary:英検の面接練習素材をモデルとして使い、自分たちの言いたいことを作文し発表しています。今月は公園でどんなことをするかなどについての作文を行いました。
MEL-2
Speech Navigator: Unit 4 Clothes のプレゼンテーションを行いました。前回の反省を活かして、準備を万端に臨んだ生徒、うっかり忘れていた生徒、色々でしたが、みんな聞き手を意識した発表ができたのは立派でした。
基礎英語-1 3月号:今月でストーリーが完結しました。MEL-3から始まる要約の練習もスタートしました。最後は1年間のストーリーを通じての作者のメッセージをみんなで考え意見交換をしました。英語のストーリーを自分ごととして捉える機会になれば嬉しいです。
Bridge Work: MELコースの核である英語回路づくりのトレーニングを本格的に行いました。3つ4つのチャンク(意味のかたまり)がある文になると再現が難しく感じる生徒が多いようです。ここから少しずつどんな文でも聞いたら再現できる力が育っていきます。ELST: 英検の単語練習のコンテンツを使い、例文を覚えて使えるようになるための練習を毎回進めています。4級の例文練習に入ったので難しく感じる生徒も多いようです。
MEL-3
Speech Navigator: Unit 7 One Day Last Week で過去の出来事についてプレゼンテーションを順番に行いました。質疑応答の練習も丁寧に行っていて、だんだん上達してきました。
Bridge Work: 今月は過去形の長文で文脈を理解するトレーニングを行いました。また、SVOCの形を自然な形で練習し、運用できるようになってきました。
ELST: 引き続き英検3級レベルの例文を使いこなす練習に入りました。このレベルを使いこなすのはなかなか難しいですが、少しずつハイスコアを出せる生徒さんが増えてきました。
Speech Navigator 2 : Unit 4 Sports のプレゼンテーションを行いました。この間、聞き手を意識した話し方がとてもよく身につき、生徒たちは大きな成長を見せました。質疑応答も内容の良いものになってきています。
基礎英語2: 引き続き、1週間のストーリーを聞き、メモをとり、自分なりに1分間で4つのストーリーの説明をする活動。プラス、シンゴが言いたかったことと実際に言ったこと、相手の反応を必ず入れることを制約にして活動をしています。引き続き、与えられた課題に正確に答えるためのトレーニングを行なっています。
Bridge Work: この間、不定詞や接続詞、時制の運用、any, some, no, everyのつくことばの使い方、比較の応用表現など、詳しく説明をするための表現をたくさん練習しました。MEL-5ではここからさらに語彙を増やしながら英語らしい客観表現を身につけていきます。
ELST: 英検2級の例文練習が始まりました。かなり難しい単語や表現が多くなり苦労しつつも良い努力ができています。
MEL-5
ELST
2025年度は、AI教材の長所である「個別最適」の学びと、クラスだからこそ実現できる「対話・実践」を組み合わせた指導を行ってきました。単に課題をこなすのではなく、「AIをどう使いこなすか」という視点を持てるようになってきた生徒が増えています。
AI時代においては、「知識を持っていること」以上に、「それを使って考え、伝える力」が求められます。今後は、AIで得た理解を土台に、人とのやり取りの中で思考を深め、表現していく力をさらに伸ばしていきます。
Q Skills for Success -1 Reading & Writing
Unit 5では「Sports Science(スポーツ科学)」をテーマに学習しました。釣りやカーレーシングはスポーツなのか、そもそもスポーツとは何か、といった問いを通して、「定義とは何か」「自分はどう考えるか」を言語化する経験を重ねました。
レッスンでは、正解を当てることよりも、「自分の考えを持ち、それを英語で伝えること」を大切にしています。
ライティングでは、supporting sentence や detail を用いて、自分の主張に具体性と説得力を持たせる方法を学びました。これは今後のアカデミックな学びや試験にも直結する重要なスキルです。
Bridge Work
Chapter 32 Unit 1では、「句動詞」や「to不定詞/動名詞をとる動詞」の使い分けを扱いました。これらは単なる文法知識として覚えるだけでは使えるようにならず、実際の文脈の中で繰り返し使うことで初めて定着していきます。
レッスンでは、こうした文法事項も「使うための知識」として扱い、コミュニケーションの中で運用できる状態を目指しています。
また、Grammar in Useでは epidemic と pandemic の違いを扱い、実社会での出来事と結びつけながら理解を深めました。既存の経験と結びつけて学ぶことで、単なる暗記ではない「意味のある理解」へとつながっています。
語彙学習
「順序や概念に関する語彙」および「熟語」に取り組みました。語彙は単語単体で覚えるのではなく、「どのような文脈で使うのか」を意識することで、実際に使える力へと変わっていきます。レッスンでは、実際の表現活動の中で使いながら定着を図っています。
RFL (Read for Life) 2026月年 3月のレッスン内容
ノーベル賞作家 Kazuo Ishiguro が戦後の日本を描いた作品、An Artist of the Floating World の講読3ヶ月目。品格のあるフォーマルな文体が印象的なこの作品は「きれいな英語表現」を学べる教科書でもありますが、今月はIshiguroのフォーマルな文章をあえてインフォーマルに書き換えるという実験を行いました。RFLのメンバーの方たちには、なじみの薄い「インフォーマルのイロハ」を習得していただけたかと思います。小説が佳境に入っていく中 value system という言葉が皆さんのディスカッションでよく登場するようになり、どんどん読みを深めていらっしゃることがわかります。主人公が体現するvalue systemの揺らぎ、その揺らぎに翻弄される人々、その中で必死に生きようとする若い世代。課題の一つとして、主人公の孫(小学低学年)視点で小説内の出来事についての「日記」を書いてもらいましたが、子どもだからこそ語れる「戦後日本」は実に深いものでした。月に一回のzoomセッションでは川端康成やジブリ作品の「英訳」に注目、よりクリエイティブに英文を作るということも実践していただきました。An Artist of the Floating World は4月に読了予定、5月からはMatthew Walker, Why We Sleep: The New Science of Sleep and Dreams (邦訳『睡眠こそ最強の解決策である』)に入ります。
RFL (Read for Life)2026年 2月のレッスン内容
ノーベル賞作家 Kazuo Ishiguro が戦後の日本を描いた作品、An Artist of the Floating World の講読2ヶ月目。作者Ishiguro自身が「もともと日本語で書かれたものを英訳したようなイメージで読んでほしい」と述べていることもあり、今月はRFL初の「英文和訳」に取り組んでいただきました。Matsuda’s house という言葉だけをとっても「松田氏のお宅」「松田の家」「松田邸」「松田さんの住む家」など様々で、日本語の選び方から訳した方の「人生」が垣間見られますし、情報の重要度をどう判断してどう日本語に落とし込むか、その方法も十人十色で「言葉との向き合い方」が浮かび上がります。月に一度のzoomセッションではお互いの和訳を英語で批評し合うということもやりました。今月は他にも、作中世界にもしも入り込んでしまったら登場人物たちにどんな言葉をかけるか、作中使われている語句をなるべくたくさん使って英文を作る、「異化」「同化」翻訳を意識して本作を読んでみる、などを行いました。
MELコース・コアカリキュラムの 2026年度 4月のレッスン内容
MEL-1 MEL-1では、「英語を英語のまま理解し、声に出して使えるようにすること」をテーマに学習をスタートしました。MELカリキュラムの最初の段階として、まずは英語の“音・リズム・語順”を身体で覚え、「聞こえた英語をそのまま再現する力(reproduction)」を育てていま...
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Primary-1 英語のあいさつや数を数えることなどにすっかり慣れてきた子どもたち。みんな英語の音を思い切り楽しみながら発音を覚えています。大げさな口の形や音の出し方も遊びのように、ニコニコしながら真似してくれます。この時期に思い切り声を出して練習することは一生の財産だなぁと改...
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Primary-1 あいさつや書いたアルファベットを数える活動、スピードの速いチャンツ、英語の会話の一連の流れに慣れてきた生徒たち。今月からノートに練習した単語を写す活動を始めました。アップグレードした感覚があるのか、大興奮の子どもたちの様子がなんともいえないほど可愛いです。丁寧...
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English Camp のご報告 ( Primary-1/ Primary-2/ ER 多読クラス 共通 ) 8月期は、小学生を対象に、「英語で遊ぼう!日帰りイングリッシュキャンプ」と題して、MEL School 2025 夏の特別プログラムを3回にわたり開催しました。外...