2025年5月30日金曜日

Primary・ER多読クラスの5月のレッスン内容

Primary-1

英語のあいさつや数を数えることなどにすっかり慣れてきた子どもたち。みんな英語の音を思い切り楽しみながら発音を覚えています。大げさな口の形や音の出し方も遊びのように、ニコニコしながら真似してくれます。この時期に思い切り声を出して練習することは一生の財産だなぁと改めて思う5月でした。

Let's Begin -1:How many apples? Let's count! OK! と会話をしながら英語で元気に数をかぞえる練習をしました。子どもたちにとっては少し複雑な会話ですが、とてもよく頑張ってペアで練習できました!

アルファベットフォニックスは母音(a, e, i, o, u)がすべて終わり、子音の Cc, Gg  を練習しました。upside down や gorilla のように、言いにくい言葉もスピード感を持ってチャンツのリズムで歌えました。アルファベットを書くことにも慣れてきました。

ELST Elementary: 色々な機能を次々と自分たちで発見していく子どもたちのAIネイティブぶりはすごい!の一言です。練習を重ねるうちにだんだん発音のコツが掴めてきました。

Primary-2

連休を挟んでこれまでの振り返りをしながらFamily(家族)と he, sheを使って人物について説明をする練習を中心に行いました。フォニックスは母音の練習が始まり、子音との組み合わせでどんな音になるかを学んでいます。

Let's Go -1:Who's she? - She's my mother. Who's he? - He's my brother. のように絵を見ながら質問する練習の後に、応用編でゲームをしました。みんなで答えのカード(She's Yui.) のようにクラスメートの名前を he, she を使って書き、Who is it? の質問で誰かを当てます。見てわかる(絵を指して質問)には he, she を使い、heかsheのどちらかがわからない時には Who is it? を使う、という感覚が身についていくと自然な使い分けができるようになっていきます。

Let's Go-1でのフォニックスは後半では母音と子音の組み合わせに焦点を当て、cat, hat, bag などの発音の仕組みを学んでいきます。 

ELST Elementary: 「単語学習」には小学校で学ぶべき800語が収録されていますが、すでに全部終わらせてしまった生徒も。会話表現や英検の練習など、他にもたくさんできることがあるので、少しずつ単語以外の学習に取り組んでいる生徒さんもいます。

ER多読クラス

新入生も含めた全員の発表の1週目が終わりました。これから2週目が始まります。初めての発表に備え、新入生たちは何度も何度もお手本の音声を聞いて練習してきてくれました。間の取り方、抑揚もお手本そっくりに発表できていて素晴らしかったです。多読クラス2年目、3年目の生徒たちはそんな姿を熱心に見守り、先輩らしい心のこもったコメントをしてくれました。年齢も学習歴もさまざまな生徒さんが混在するからこそ、助け合い、学び合いが深まる場ができています。
発表の後は生徒たちからのリクエストの本を投票で選び、みんなで練習します。「誰のセリフ?」「どんな気持ち?」と確認しながら、お話を深く味わいながら読み進めます。最後はチームに分かれて発表を行い、「今日のできた!」を毎回増やしています。


MELコース・コアカリキュラムの 5月のレッスン内容

MEL-1

フォニックス:アルファベットフォニックスの練習が一通り終わり、新しいフォニックスルールの練習が始まりました。今月はチャンツビデオを見ながら”oo” の音を練習しました。スペリングと音を一致させるためのペアワークなども行い、同じ”oo”のスペルでも音が変わることを理解しました。

基礎英語-1 5月号:基礎英語では、新しい表現がたくさん登場します。新しい単語や文法について授業中に詳しく説明し、口に出して練習することで理解を促しています。特に、難しい発音の単語やよく使う熟語表現は、クラスみんなで何度も練習しています。その後のグループリーディング練習、ロールプレイでは生徒同士で教え合いながらアウトプットに繋げます。

ELST Elementary:イソップ物語が終了し、新たに日本昔ばなしの音読が始まりました。少し苦戦する姿も見られますが、お手本の音声を何度も聞くことと基本のフォニックスを思い出すことで、自然な音読ができるようになってきています。

MEL-2

・チャンツ: マラソンじゃなくてmarathon, ライオンじゃなくて lion のチャンツでスポーツ、動物について英語の発音、スペリングを比べながら練習しました。リズムに乗って楽しく正しい英語の発音を覚えました。

・基礎英語5月号: イラストについて英語で説明する、Today's Scene を英語で言い直してみる、ストーリーを聞いて英語の質問に答える、聞いた英語をそのまま繰り返す、という一連の練習を毎回行なっています。耳から入れた英語の情報を具体的な意味と結びつける。楽しいストーリーを活用しながら英語回路作りを進めています!

・Bridge Work: 出てくる英語の表現を使えるようにするためのトレーニングをコツコツ進めています。聞いた英語、作った英語を自分で使えるようになるためにリピーティングやディクテーションを毎回行なっています。ペアワークにもだんだん慣れてきました。

・ELST: 小学校でマスターすべき単語は800語。すべて発音でき、意味がわかり、スペリングができるように練習を続けています。

MEL-3

2-Min. Talk: 今月は「好きな季節の行事は何ですか」「雨の日は好きですか」の2つのトピックついてペアで会話を行いました。「好きな季節の行事は何ですか」の4回目はミニエッセイを書いてクラスで共有し、講師のフィードバックをもとに修正したものをプレゼンテーションする活動を行いました。だんだん英語の自然なやりとりができるようになってきました。

基礎英語 1:基礎英語の1週間のストーリーを要約する練習を引き続き行なっています。4月にメモの取り方について試行錯誤を重ねた生徒たち。今月はさらに自分なりのメモの取り方を工夫しています。自分のメモを見て、相手に伝わるストーリーの説明ができるように励んでいます。

Bridge Work: 現在形の使い方の幅を広げる練習を引き続き行なっています。頻度の表現や、詳しい情報を聞いていくときの順番を意識して質問を重ねていく練習の際に具体的なイメージを描きながら英語の表現と一致させていく「英語回路作り」のトレーニングを強化しています。

Speech Navigator: 今月はUnit 4 Clothesをテーマにプレゼンテーションの準備を進めています。

ELST: 英検4級レベルの文を毎回10セット、自分で使えるようにするつもりで練習しています。翌レッスンではそのうちの3文の書取りテストを行います。正確に覚える、ということを体験してもらうことが目的です。


MEL-4

3-minute talk:生徒たちは苦戦しながらも、「学校の制服についてどう思うか」や「最近どうしているか」という大きなトピックについて話してくれました。3分間の質問と答えの会話を3回練習したあと、一度その内容についてライティングをするというルーティーンで進めていくことで、話すだけではなく、その内容を簡潔にいい構造で書く力も養っています。

基礎英語2:挿絵を見て物語を想像し、物語を実際に聴き、音読するという手順で、一つの物語をじっくりと理解していきます。また、内容についてリテリングをする際は、30秒間でわかりやすく説明する力が求められます。少しずつ慣れてきた様子ですが、関節話法をより効果的に使えるように練習していきます。

Bridge Work: 現在進行形、現在形と過去進行形、過去形の使い分けについて学びました。基本的な文法の使い分けをしっかりと身につけることで正確な表現につながります。

ELST: 授業の最初に行うディクテーションテストでは、文を聞いて、理解して、口に出し、書くという工程を丁寧に行います。長い文が増えてきて覚えづらいようですが、意味の区切れごとに区切って自然に覚えられるように練習していきます。

MEL-5

ELST: スキル別(リスニング、リーディング、シャドーイングなど)のコンテンツを各自練習したあとは、スキットを各自ディクテーションをしてロールプレイの原稿を作ったり、音読素材をペアでのリピーティングやリテリングの練習を引き続き行なっています。今月は素材の中の単語や表現の解説を強化しました。「ELSTの内容は色々なことが学べるとわかった」などの感想が寄せられています。

Q Skills for Success -1 Reading & Writing: Oxford大学出版局の本格的なライティング教材での学習の2ヶ月目。Unit 1は仕事がテーマです。「自分にとって良い仕事とは何か」という問いに対し、様々な角度から考えを深め、語彙や表現、パラグラフ構成を考えてきました。Peer review(お互いにより良い内容にするためにフィードバックを行う)活動ではペアで積極的な対話が行われ、具体的な内容のエッセイを仕上げることができました。

Bridge Work: 今月は過去形と過去進行形を使って生き生きとしたストーリーテリングをする活動を中心に行いました。リーディングの文章を分析し、なぜ具体的に場面をイメージできるのかをディスカッション。そこで発見した方法論を用いて「私の最悪な体験」についてのストーリーをそれぞれ作りました。

語彙の学習:「旅行や交通に関することば」「犯罪に関することば」を例文で学習した後にペアリピーティングでの練習活動を行います。その後、それぞれのテーマについて即興でスピーチやストーリーを作る練習をしています。

ELST My練習帳: ELSTの便利な機能として「My練習帳」があります。今年度から振り返りを強化するために、レッスンの最後の時間を数分充て、その日に学んだ語彙で自分で定着させたいものをMy練習帳に入力し、隙間時間で復習ができるような仕組みを作りました。

2025年5月24日土曜日

2025年5月 Advancedクラスのレッスン内容

今月のAdvancedクラスのレッスン内容

1. 英検2級レベルのスピーキング課題に3文で応える練習。

2. キクタンリーディングでリスニングと語彙の使い方の練習。

3. Inside Reading-2:Businessをテーマにブランドの持つ影響力、プロダクトプレースメント(非広告販促活動)に関するテキストを読んで課題に答える、語彙を学ぶ。

4. Reading & Writing-2:物事を説明するパラグラフの書き方を学んでから、最近人気のある、または、自分が関心のあるイベントや製品、動向について説明する文章を書く。心理学をテーマに人が好きな色のタイプ、及び、ビジネスにおける色の活用事例などに関するテキストを聞く、読んで課題に答える、表現を学ぶ練習。色の種類に関するビデオを視聴して内容を述べる練習。

5. 英検2級Speakingの解答要領の指導

RFL (Read for Life) 5月のレッスン内容

Lisa Feldman Barrett著 How Emotions are Made: The Secret Life of Brain (邦訳『情動はこうして作られる脳の隠れた働きと構成主義的情動理論』)の講読がスタートしました。
Barrett氏は学術論文で引用される頻度ランキング、トップ0.1%の科学者の1人。感情は勝手に生じるものじゃない、個人が文脈に応じて能動的に作り上げているものだ—という、プラトン以来の感情論を根底から覆す、革命的な1冊です。一緒に講読しているメンバーの方たちからは「感情は人間が『作っている』ものだとは!」「トレーニングすればその時々の感情の持ち方も変えられるのでは」といったコメントが寄せられる一方で、感情というものを言葉の誕生から捉える深い考察も飛び出し、「皆で作る学びの場」たるRFLの面目躍如、と感激し続けています。
月に一度のzoomセッションでは、古代ギリシャ〜ヨーロッパ中世の感情の捉え方に関する講義を行った上で、メンバーお一人お一人の「最近気になるニュース」を英語のおしゃべりとしてシェア、大いに盛り上がりました。

2025年5月3日土曜日

RFL (Read for Life) 4月のレッスン内容

 Die With Zero: Getting All You Can from Your Money and Your Life (Bill Perkins 著、邦訳『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』)読了。

これまでは週数とページ数の兼ね合いで読了できない本が多かっただけに感慨ひとしおです。皆さんと一緒に全文読むことができたからこそ、締めとして「あなたにとって『生ききる』とは?」「この本を読む前と読んだ後、あなたの中で何が変わりましたか」など、俯瞰することができました。

月に1度のzoomセッションで取り上げたのは、スモールトークのコツと、日本人の英語で「上から目線」と思われそうな言い回し。たかがスモールトーク、されどスモールトーク。英語力だけでなく、多様性理解力、コミュニケーション力が問われます。「日本人の英語で『上から目線』と思われそうな表現にはどのようなものがあるか」は、メンバーの方が実体験をもとに投げかけてくださった疑問が出発点。コミュニケーションは、文化や文脈の差異をどれだけ察知して実行に移せるかがキモである—そんなことをあらためて確認できました。

RFLでは今後も、ご参加くださるメンバーの方たちの疑問にどん欲に向き合っていきたいと思います。

2025年5月2日金曜日

Primary・ER多読クラスの4月のレッスン内容

Primary-1

英語って楽しい!日本語と違う言葉は面白い!という気持ちを育てること。それが、英語を身につけるためには一番大切なことだとMEL School では考えています。日本語の読み書きの練習をはじめてまだ数年の子どもたちにとって、文字はとても抽象的なものです。まずは音に親しみ、アルファベットの文字の形と仲良くなって、だんだん見分けがついていくように歌やゲームを交えながら楽しくレッスンを進めています。

Let's Begin -1:Hi! Hello! What's your name? I'm ... How are you? I'm fine. の会話をみんなで楽しみました。クラスみんなに気持ちよく話しかけ、笑顔で活動を進めています。

アルファベットフォニックスは母音のAa, Ee, Ii の3つを練習しました。alligator や elephant のように長い単語もチャンツに乗ってリズムよく発音することができました!

ELST Elementary: デジタルネイティブどころかAIネイティブ世代の子どもたちはAI教材を使ってどんどん発音力を磨いています。お家でもたくさん練習しているようで、達成率100% が毎週増えていくのに驚いています。

Primary-2

今月はFamily をテーマにした会話や語彙を中心に練習しました。人物の特徴を表す形容詞も合わせて練習しています。

Let's Go -1:毎回アニメーションビデオでユニットの会話が導入されますが、テキストに書いてあるのは会話の一部でビデオでは他にもいろいろな表現が出てきます。ビデオの音声を聞いてノートに書き、ロールプレイの台本作りも行っているので、なかなか大変です。実はこれはディクテーション(書取り)のトレーニングになっています。大人でも難しいことなのですが、生徒たちは簡単に自分たちの当たり前のレベルを上げていきます。

また、歌やチャンツの練習も聞き取りをして、ノートに歌詞を書き、ペアでパートを決めて発表をしています。こちらもなかなかハードな練習ですが、生徒たちはゲーム感覚で楽しみながら活動に取り組んでいます。

ELST Elementary: 「単語学習」には小学校で学ぶべき800語が収録されていますが、すでに全部終わらせてしまった生徒も。会話表現や英検の練習など、他にもたくさんできることがあるので、少しずつ単語以外の学習に取り組んでいる生徒さんもいます。

ER多読クラス

新しいメンバーも加わって賑やかになった多読クラス。新たに発表の順番を決めてスタートしました。レッスンでは毎回2-3名の生徒が自分の選んだ本を朗読発表します。発表用のノートを作り、日本語の訳や、強調するところを書き込んでくる生徒も。スクリーンに発表者の本を映し出して一緒にお話の世界に入り込むと、みんなが口々に「ここにメガネがある!」「先生、ちょっと前のページに戻って。ほら、この人が実はここにいたんだよ!」といろいろな発見を共有してくれます。英語は言葉です。お話しの世界に入り込んで、そこから紡ぎ出されるストーリーを楽しむことで勉強では得られない英語力が身につくのは多読の魅力でもあります。
2年目、3年目の生徒さんには1年目の生徒さんのサポート役をお願いしています。クラスで一緒に読む本は音読練習の後でノートに写さないといけません。慣れている生徒さんはすぐに終わるのですが、まだ単語がすぐに書けない生徒さんにとっては大仕事です。「ここは大文字だよ!」「単語と単語の間をあけるといいよ」「ピリオドが抜けてる!」などなど、先生さながらに張り切ってくれる先輩たち。学年を超えて、英語の習熟度を超えて、みんなで深く学び、楽しめる時間が新たに始まりました。


Primary・ER多読クラスの6月のレッスン内容

Primary-1 あいさつや書いたアルファベットを数える活動、スピードの速いチャンツ、英語の会話の一連の流れに慣れてきた生徒たち。今月からノートに練習した単語を写す活動を始めました。アップグレードした感覚があるのか、大興奮の子どもたちの様子がなんともいえないほど可愛いです。丁寧...