RFL monthly review 12月期
RFLメンバーによる投票を経て選ばれた本、James Suzman 著Work: A Deep History, from the Stone Age to the Age of Robots(邦訳『働き方全史―「働きすぎる種」ホモ・サピエンスの誕生』)が読み終わりました。
世界に通じる英語コミュニケーション力の育成。MEL School の MELコースが2006年から一貫して行ってきたことです。 このブログでは、毎月のレッスン内容をご紹介します。 MEL School は一人ひとりの能力を伸ばし、成長するための「スローエデュケーション=学育(ガクイク)」を推進。AI時代に必要な有機的な学習で未来に希望をつなげます。 一人ひとりが学び・育つ「スローエデュケーション=学育(ガクイク)」レポート@MELコース
日本語と英語の違いはたくさんありますが、中でも単語と単語の区切りが明確で置く場所がモノを言う、という点は大きな違いです。日本語が母語の生徒たちにとっては、文のどこが変わると意味がどのように変わるのか、たとえば I'm fine. と I'm great. は fine と great の部分だけが変わっている、と気づきルール化するのは実は難しいのです。「パターンとして認識する」ことを主眼に置いた練習活動がいよいよ本格的に始まりました。
Let's Go -1:10月までアルファベットフォニックスを丁寧に学んできた生徒たちは、新しいテキストではフォニックスのルールを本格的に学んでいきます。今月は Bb と Pp が「いとこ音」(口の形が同じの有声音と無声音のグループ)であることを発見しました。簡単なリーディングも始まり、さらにそのリーディング素材を使ってオリジナルストーリー作りにも挑戦しました。
今月の文:
1.英検2級レベルのスピーキング課題に3文で応える練習。
2. 英検2級のリスニングを聞いてリピート、タイプ、レポートして表現を学ぶ。MEL-1
・Winpass: 12月期も引き続きJunior High School Life をテーマに、部活動や学校での活動について伝え合う練習をしました。11月に学んだ表現を使ってプレゼンテーションを行いました。また、Step Up Drill ではこれまでに学習した文を文法的に理解して使えるような活動を行いました。
・基礎英語11-12月号: 主要登場人物の1人が宇宙人、という設定の今年度の基礎英語。彼の故郷の惑星は資源不足で大変なことになっている、というストーリーが展開されました。環境問題を語る上で必要な語彙が多く、難しいと感じた生徒さんも多かったようです。一方でストーリーの続きが気になる!という気持ちも強く、内容を楽しんでいるようです。
・ELST: Winpassで学習した内容を正確に言えるように練習しています。
・タイピングレッスン: 7:15-7:30のレッスン前の時間に各自タイピングレッスンを進めています。ご家庭でもお声がけください。
・ELST: 英検の単語練習をしながら「発音、シャドーイング、意味テスト、選択問題、シャドーイング」の5ステップで例文を覚えていく活動を続けています。正しい発音と運用語彙・表現を少しずつ身につけていきます。
・Speech Navigator: Unit 2 のOur School のビデオプレゼンテーション、質疑応答やGoogle Classroomへのコメントを書く活動が全員分終わりました。だんだんスムーズにコメントや質疑応答を英語で言えるようになってきました。
Bridge Work: Book1 の仕上げは過去形の徹底運用練習です。短い会話を日本語から再現する練習を行なっていますが、「こんなに正確な運用が難しいとは」という声が聞かれます。ここを経ると、基礎運用力がしっかり固まります。
ELST: 英検3級レベルの単語を使った文での練習が終わり、準2級レベルの文を運用するための練習が始まりました。文が複雑になってきて、少しずつ英語を使える範囲を増やしています。
3-Min. Talk: 今月は「スポーツの試合を見ることは人を幸せな気持ちにさせるか」「対面の面接はオンラインに比べどのような利点があるか」についてペアで話し合いをしました。それぞれのテーマについて3回ずつ異なるパートナーと意見交換をしたのち、自分の意見をライティングし、クラスで共有しました。
基礎英語 2: 中学英語で重要な表現が多く含まれる12月号では、so ... that ..., I wonder if ...などの使い方を練習ました。週のまとめのページのイラストを使って話の展開を予想して説明する練習、その後ストーリーをメモをしながら聴き口頭で要約説明をする練習などを行いました。
Bridge Work: 不定詞の使い方を中心に、文の中で説明を加えながら詳しい内容を伝える練習を主に行いました。
ELST: 引き続き英検準2級の文を使った練習を行なっています。例文が長く文法的にも意味の取りにくいものも増えていますが、チャンクごとに理解してアウトプットすることで英語回路をアップグレードしていきます。
Speech Navigator: 11月21日のビデオプレゼンテーションでは「間の取り方」を意識した作品を鑑賞し、お互いにコメントを述べ合いました。聞き手を意識した話し方が身についてきました。
11月期から新しいテキストに入りました。これまでフォニックスを中心に音と文字の関係、簡単な会話文の練習を中心に学んできた生徒たち。スピードの速いチャンツの聞き取りもすっかりできるようになり、耳が英語の音に慣れてきたところです。新テキストでは、これまで培ったベースを使って、文の成り立ちに注目しながら英語と日本語の違いに着目した学習を始めました。
Let's Go -1 (1) What's this? (2) It is a pencil. の(1) の What's の正体は?をまずは考え、What is だとわかると、では(1) と (2) それぞれのどの単語がどこに対応しているの?の謎解きにペアで挑戦しました。a と pencil はセットになっていることに初めて気づくと、生徒たちから「え〜っ」という声が。Let's Goのピクチャーカードは英語と日本語の違いが認知できるように単数の名詞には a marker のように書かれています。ネイティブのように marker だけでは気持ち悪い、という視点が加わった瞬間でした。
James Suzman 著Work: A Deep History, from the Stone Age to the Age of Robots(邦訳『働き方全史―「働きすぎる種」ホモ・サピエンスの誕生』)の講読3ヶ月目。
ヒトにとってworkとは何か。この遠大な問いかけへの答えがだんだん明らかになり、ますますおもしろくなってきました。
今月課題として考えていただいたのは「家族や友人に思わず『ねえ、知ってる? 本で読んだんだけど…』とシェアしたくなる箇所はどこ?」「採集民・ジュホアンの1日の食事メニュー」「仮に日本を採集民・ジュホアンのような社会に変えるとしたら、どこから手をつける?」「スナギルの墓は当時採集民の間に不平等が生じていたことの証拠となるか」「著者の見解はどれくらい『西洋的視点』」の産物なのか」。
緻密な論理展開からクリエイティブな発想、現実に即した計画まで、今月も皆さんの答えに酔いしれました。
月に1度のzoom セッションでは、スピーキングはもちろん、リスニング・ライティングの「奥の手」であるiamb (弱強格)について学び、実践していただきました。言葉が持つ「音」「身体性」に常に意識を向けていたいと思います。
1.英検2級レベルのスピーキング課題に3文で応える練習。
2.英検2級のリスニングを聞いてリピート、タイプ、レポートして表現を学ぶ。RFL monthly review 12 月期 RFL メンバーによる投票を経て選ばれた本、 James Suzman 著 Work: A Deep History, from the Stone Age to the Age of Robots (邦訳『働き方全史 ― 「...