2025年9月5日金曜日

RFL (Read for Life) 8月のレッスン内容

 Lisa Feldman Barrett著 How Emotions are Made: The Secret Life of Brain (邦訳『情動はこうして作られる脳の隠れた働きと構成主義的情動理論』)講読最終月。

ページ数の関係でRFLでは読了こそできませんでしたが、たくさんのことを考えさせられた1冊でした。著者の Emotions are meaning.—感情とは、各々が経験・価値観・文脈に応じて「意味づけ」を与えるもの—という1文が心に深く残りました。感情を完全にコントロールできたら人生は退屈なものになってしまうかと思いますが、うまく付きあうためにはどうすればいいのか。メンバーとのディスカッションの中から今月もたくさんのことを学びました。

来月からは Yuval Noah Harari著 Nexus: A Brief History of Information Networks from the Stone Age to AI (邦訳『NEXUS 情報の人類史』)に入ります。現代の知の巨人の新作。楽しみです。

今月の課題内容(英語によるエッセイ・ライティングのお題):生まれたばかりの自分の視点に立ち、どんなふうに世界のことを学んでいったのか言語化してみる/心理学者アビゲイル・マーシュ氏の「感情論」について考える/本書に登場した複雑な構文を見抜き、自分の文脈に応用して作文する、など。

2025年9月3日水曜日

Primary・ER多読クラスの8月のレッスン内容

English Camp のご報告 

Primary-1/Primary-2/ER多読クラス  共通

8月期は、小学生を対象に、「英語で遊ぼう!日帰りイングリッシュキャンプ」と題して、MEL School 2025 夏の特別プログラムを3回にわたり開催しました。外部生のお友達も加わり、毎回15-20名程度の小学生が参加してくれました。クラスルーム・ルールの説明に始まり各種アクティビティに至るまで、できる限り英語をコミュニケーションツールとして使用した3間のプログラムは、あっという間に感じられるお子さまが多かったようです。教室の中を歩き回りグループで協力しながらヒントを見つけるワードゲームや、全身を使うスピード勝負の個人戦ゲーム、英語で次の人に質問すると持ち手のカードを出せる進化版UNOゲームなど、クーラーの効いた室内でも汗ばむほど活発に全力で臨んでくれました。ぜひご家庭でも感想を聞いていただければと思います。

イングリッシュキャンプ終了後は、通常授業に戻り、久しぶりに教材を使用してのクラス活動が始まっています。学校でも新学期が始まり、頭を使う場面が多く疲れが出やすい時期でもありますから、しっかり休息をとりMEL Schoolでの学習環境も整えて前向きに励んでもらえたら嬉しく思います。講師陣も、お子さま一人ひとりに寄り添い精一杯サポートさせていただきますので、9月期もよろしくお願いいたします。


Primary-1

長い夏休みを楽しみ、気持ちも新たにPr-1のレッスンが再開しました。久しぶりの登校はどこか緊張した表情だったり、ワクワクするように目を輝かせていたり、日に焼けて夏休みを謳歌した様子が伺える子どもたちでした。机を囲むと「どこか行ったの〜?」「わたしも〇〇行ったよ!」とお互いの夏休みについて楽しそうに話していました。レッスンではHow was your summer vacation? とみんなの夏休みをシェアしました。2学期も楽しくレッスンをして行きたいと思います。

Let's Begin -1:アルファベットフォニックスは Mm を練習しました。Mm は唇を横広にしてから唇を閉じて発音します。口を閉じた時の発音が鼻の奥に響く感じを意識して練習しました。8月からはチャンツのみならず、単語にジェスチャーをつけてお題を出す人の動きに合わせて単語を復唱するゲームを取り入れてみると、子どもたちからは「次からこれやりたい!!」と好評でした。体と頭を使いながら、楽しく英語に触れて身につけていくことで「もっと知りたい」と言った意欲・関心につながると感じました。

Let's talk では朝晩のあいさつであるGood morning! / Good night! も一緒に学習しました。ノートの書き取りには段々と慣れてきた様子を見せるお子さんも増えてきていますが、今後のスキルアップを見据え、基礎作りを大切にしていくためにもみんなで確認しながら書いてみようね、と伝えて丁寧に取り組んでおります。

ELST Elementary: 新たな単語の練習に取り組んだり、過去にやったものを復習したり、短めの文章に挑戦する姿があります。子どもたちの『やってみたい』に寄り添いながら、それぞれの練習をも見守ってまいります。

Primary-2

Let’s Go-1 では、Unit-6 Outdoors の表現の中から、ものの数の聞き方と答え方のおさらいでスタートしました。How many —- s are there? と必ず名詞を複数の形で聞き、There is —. /There are —-. と答えの数により使い分けがあることに少しずつ慣れ、反応のスピードが速くなってきました。語学は「習うより慣れろ」と言われるように、身近な場面に置き換えてたくさん使うことを心がけてまいります。ELST の練習では、高得点を狙い繰り返し音声練習に励む姿が見られます。季節や月日、食べ物や動物など、語彙が増えていく楽しさを覚えてもらえたら嬉しく思います。


ER多読クラス

9月の初回レッスンでは2名の生徒さんが自分の本を紹介する形で物語の発表をしてくれました。読むスピードや強弱のつけ方、役になりきりセリフを言うところなど、たくさんの工夫が見られた発表を聞いたクラスメイトから、気づいたところやよかった点について、発表者へ感想を伝えました。「正しく読める」ことから「聞き手を惹きつける読み方」へ意識が高まっているクラスの雰囲気を嬉しく思います。お一人おひとりが掲げた毎週の読書目標のとおり、次のレッスンまでに英語力を継続するための読書時間を確保できるよう、ご家庭でも励ましのお声がけをいただけますと幸いです。


2025年8月29日金曜日

2025年8月 Advancedクラスのレッスン内容

 今月のAdvancedクラスのレッスン内容

1. キクタンリーディングでリスニングと語彙の使い方の練習。

2. Inside Reading-2:気象学をテーマに事件が起きた際の気象条件を科学的に分析して証明する事例について読んで課題に答える、要約を書く、語彙を学ぶ。

3. Reading & Writing-2:競技用の水着が記録に与えた影響に関する記事を読んで語彙や表現を学ぶ、技術が及ぼす影響について意見を述べる。GPS技術に関するビデオを視聴して科学的な説明を学ぶ。意見を述べるエッセイの書き方を学んで教育における技術に関してエッセイを書く。

4. Bridge Work:動詞を使った修飾や説明、関係副詞、比較の表現、複合関係詞の使い方を練習

MELコース・コアカリキュラムの 8月のレッスン内容

MEL-1

Project Time Capsule:夏休み期間中はプロジェクト学習に挑戦。レベル1のテーマは「お気に入りのものを記録に、記憶に残そう」。変化の速い時代にデジタルタイムカプセルとして「いま・ここ」の自分たちを動画で残す試みです。紹介したいものを選び、理由を考え、それを英語で説明することは子どもたちにとって大きな挑戦でした。自分の中にあるものを他者に伝えるためにたくさん考える機会になったようです。

基礎英語-1 7月号:文法としては過去形、命令文、3単現の-s, 人称代名詞、未来表現(助動詞)、不定詞、動名詞までが7月号までのテキストで使われています。レッスンではターゲットの文法事項にアンダーラインをひき、新しい意味が加わっていることを意識するよう指導しています。場面を楽しみながら、少しずつ自分で理解できるものを増やしていくのが狙いです。次は9月号に入ります。

ELST Elementary:英検の学習や単語、会話練習について9月から各自自主学習の目標を立ててもらうことを予定しています。

 

MEL-2

Project Time Capsule: 夏休み期間中はプロジェクト学習に挑戦。レベル2のテーマは「今の日常を記録に、記憶に残そう」。変化の速い時代にデジタルタイムカプセルとして「いま・ここ」の自分たちを動画で残す試みです。4人のグループに分かれ、学校での好きな活動、趣味、買い物、来年したいこと、などについて動画を作成しました。クラスメートにアンケートを取ったり、構成を考えたり、英語で原稿を作ってみんなで撮影しあったり。みんなで協力して一つのものを作り上げる大変さと楽しさを味わったようでした。

Speech Navigator: Unit 1 About Myself をテーマにしたライティング本番までもう少しです。8月期はサンプルのスピーチや、自己紹介に必要な語彙や表現を応答練習をしながら学んできました。

基礎英語 7月号: 文法としては過去形、命令文、3単現の-s, 人称代名詞、未来表現(助動詞)、不定詞、動名詞までが7月号までのテキストで使われています。レッスンでは場面の内容やチャンクごとに抑揚をつけながら音読することで、自然に意味が理解できるように指導しています。次は9月号に入ります。

Bridge Work: 夏休み明けのレッスンはテキストの最初からの復習で開始しました。簡単だと思っていたものも完璧に覚えていないところもあり、繰り返し練習することの大切さがわかった生徒さんが多かったようです。

ELST: 英検の単語練習のコンテンツを使い、例文を覚えて使えるようになるための練習を毎回進めています。

MEL-3

Project Time Capsule: 夏休み期間中はプロジェクト学習に挑戦。レベル3のテーマは「お気に入りの場所を記録に、記憶に残そう」。変化の速い時代にデジタルタイムカプセルとして「いま・ここ」の自分たちの思いを動画で残す試みです。自分の紹介したい場所を各自決め、個人の動画とそれらを集めて作るクラスの動画の構成を話し合いながら3時間のレッスン4回にわたって進めました。

2-Min. Talk: 今月は「今年はどんな夏でしたか」のトピックついてペアで会話を行っています。


基礎英語 1:基礎英語の1週間のストーリーを要約する練習を引き続き行なっています。メモをとる活動については、だんだんコツが掴めてきた生徒が増えてきました。英語での説明も話す順番がだんだん自然になってきました。

Bridge Work: 現在進行形と現在形の使い分け、because や and, but を使った文の練習がほぼ終わり、目的語をとる動詞とその使い方の幅を広げていきます。

ELST: 英検4級レベルの文を毎回10セット、自分で使えるようにするつもりで練習しています。翌レッスンではそのうちの3文の書取りテストを行います。正確に覚える、ということを体験してもらうことが目的です。


MEL-4

Project Time Capsule: 夏休み期間中はプロジェクト学習に挑戦。レベル4のテーマは「東京でお勧めの場所を記録に、記憶に残そう」。変化の速い時代にデジタルタイムカプセルとして「いま・ここ」の自分たちの思いを動画で残す試みです。2025年夏の東京で海外や都外の人に行ってもらいたい場所を生徒たちの目線で選定。動画の構成を話し合う中で「実際に撮影に行きたい!」ということになりました。撮影まで済ませた生徒たち。編集はこれからですが、どんな作品になるか楽しみです。


3-minute talk: 8月後半のレッスンでは「今年の夏をどう過ごしたか」というトピックに取り組みました。夏休み明け、久しぶりのレッスンでは「英語が口から出てこない!」と感じたようですが、少しずつ感を取り戻しています。


基礎英語2: 1学期前半に丁寧に1話分の要約練習をしてきたことで、内容を正確に理解するための「解像度」がグッと上がってきました。夏休み明けは1週間分のストーリーを聞いてメモをとり、口頭で説明する練習を開始しました。要点を捉えての説明を正確な文法でできるようになってきました。


Bridge Work: There is/are/was/were を使って、時制の運用、名詞の単複、数えられる名詞と数えられない名詞を瞬時に使い分ける練習をしました。場所の配置や単位の計算を聞いて理解するための練習を行いました。


ELST: 引き続き、英検準2級レベルの単語の音声を聞きながらのリーディングと内容理解、また文中の情報をもとに問いに答える練習を通して、語彙や文法の定着を図っています。英文の構造や意味を丁寧に追う力がついてきており、長めの文章にも落ち着いて取り組めるようになってきました。


MEL-5

Project Time Capsule: 夏休み期間中はプロジェクト学習に挑戦。レベル5のテーマは「今の日本を記録に、記憶に残そう」。変化の速い時代にデジタルタイムカプセルとして「いま・ここ」の自分たちの思いを動画で残す試みです。2025年夏の日本を、海外や未来の人たちに「どのように記憶してもらいたいか」を生徒たちが話し合ってトピックを選定しました。お題を与えられただけで、内容を全て自分たちで決めて形にすることの大変さと面白さを味わったようです。

ELST: 夏休み明けにタスクに取り組んだ生徒たちから「口が回らない!」という声が聞かれました。英語は日々使っていて初めて身に付くもの、ということを改めて実感したことで2学期に向けてエンジンがかかったようでした。

Q Skills for Success -1 Reading & Writing: Unit 2 は認知科学にについて学び、そこからより良い学習方法について考えてきました。仕上げはビデオプレゼンテーションで、これまでの学習法にどのような変化が生じたかを共有してもらいました。身近かつ実用的なトピックだったこともあり、深く学べた生徒が多かったようです。

Bridge Work: 現在完了形を使った運用練習を行いました。対話のなかでトピックを発展させながら現在、過去の時制を適切に使って表現していくのは難しいと感じた生徒が多いようでした。

語彙の学習:「経済や市場に関することば」を練習しました。

2025年8月3日日曜日

Primary・ER多読クラスの7月のレッスン内容

Primary-1

英語の挨拶とその日の天気の確認からレッスンが始まります。今月からは先生が代わり、どこかワクワク、ソワソワする姿も見られた子どもたち。チャンツや絵を使って単語を確認することで新しいアルファベットや単語、発音にも興味を示しています。自分のペースで口や舌を動かして発音しようと頑張る姿がとても可愛らしいです。ノートの書き写しワークにも慣れ、先生と一緒に書いたり、まずは自分で書いてみて確認したりと自分なりに挑戦してみたい気持ちもあるようです。

Let's Begin -1:What color is it? It's blue. What shape is it? It's a circle. と、様々な色や形を知りました。カードを使って当てっこゲームをしながら楽しく単語を練習する子どもたちです。

アルファベットフォニックスは Vv, Zz, Ff, Ll  を練習しました。今回も前回に引き続き子音のアルファベットでした。Ff や Vv は下唇を軽く噛むように発音し、日本語とは違う口の動かし方に注目しつつ発音練習をしていました。Ff, Llはチャンツの曲調やリズムが変わり、新しいきもちで取り組んでいましたね。チャンツの映像に合わせておどってみたりしながら楽しく練習しました。

ELST Elementary: スペリングに挑戦したり、すでに終わった発音練習のターンの点数を伸ばせるように何度も挑戦したりと、限られた時間の中でできることを探して各自取り組んで頑張っています。


Primary-2

7月も意欲的に声を出しクラスメイトと協力してクラス活動ができました。見聞きして覚えたフレーズを自分の言葉として使えるために、場面を変え言葉を入れ替えながらパターン練習をし自信を持って使えるまで実践をくり返しています。

Let’s Go-1 の新しい単元 Unit-6 Outdoors では、How’s the weather today? -It’s sunny.  のように天気の聞き方と答え方を覚えました。ビデオやチャンツで聞き取ったものをノートに書く練習にも慣れてきたようで、くり返し登場する単語は手本を見ずに書けるものも増えてきました。表現を学んだあとは、手振り身振りでsunny, snowy, windyなどを表現しペアで当て合うなど体を使い記憶に残りやすい練習を心がけています。また、身の回りの語彙が少しずつ増えていく中で、単数と複数の使い分けがあることを意識して発音とスペリングの練習を行っています。相手に尋ねる際には、How many —- s are there? と複数形を使うこと、答える際にはThere is —. /There are —-. を使い分けることも身についてきました。好奇心旺盛なので、素直にどんどん新しい表現を吸収できています。


ER多読クラス

7月も各自の読書目標を週毎に掲げて、達成できるように各々のペースで物語を楽しんでいる様子が見られました。20ページ程度の本は抵抗なく読み進められる生徒さんがほとんどで、Level 3からLevel4, 5へと内容も量も前向きに挑戦する姿が見られます。ノートへの書き写しも、罫線を意識した文字の大きさやバランス、文字間のスペースなど、注意しながら書けるように徐々に進歩しています。くり返し登場する単語、例えば the, he, she, they, it, what などは見返すことなくスラスラと書けるようになり、意味も瞬時に頭に浮かべられるようになってきたと感じます。プレゼンテーションでは、相手に伝わりやすい音量、速さ、表情が回を重ねる毎に上達しており、今回自分が工夫した点、クラスメイトの良かった点をはっきりと声に出して言えることからも意欲の高さが伺えます。レッスンでは、最後にみんなで本を一冊選び、一緒に読んだりプレゼンテーションをし合うことも楽しんでいます。



2025年7月29日火曜日

MELコース・コアカリキュラムの 7月のレッスン内容

MEL-1

フォニックス:7月は ar / orgr / tr / prbr / cr / dr など、発音が難しい "r" の音に重点を置いて練習しました。音声を何度も聞いて正しい発音を確認し、ノートに書き取りながら理解を深めました。また、クラスメイトとペアで読み合うことで、音の違いを実際に体感しながら学んでいます。

基礎英語-1 6-7月号:物語のキャラクターたちを通して、所有の表現や指示語に多く触れました。継続的な音読やロールプレイを通して、文字通りの意味だけでなく、文脈や登場人物の心情を読み取る力が育っています。

ELST Elementary:引き続き『美女と野獣』の音読に取り組んでいます。主語+述語の「誰が何をしたか」という基本的な構造に注目しながら、英語の文章表現に慣れていきます。内容をしっかり理解したうえで繰り返し音読することで、自然な表現が身についてきています。

 

MEL-2

Speech Navigator: スピーチの型と中学生にとって身近な話題について語るときに必要な語彙や表現が詰まったテキストでの学習が始まりました。Unit 1 は About Myself です。自己紹介や初めて会う人とのやり取りを少しずつ学んでいきます。チャンツでカタカタ英語の英語発音を学ぶ活動の代わりに、Warm-up としてレッスンの最初に行っています。

基礎英語6-7月号: 引き続き、イラストについて英語で説明する、Today's Scene を英語で言い直してみる、ストーリーを聞いて英語の質問に答える、聞いた英語をそのまま繰り返す、という一連の練習を毎回行なっています。難しい表現も多いですが、ほとんどの生徒さんが、着実に英語の語順と自然な表現が身についてきました。

Bridge Work: テキストにはGrammar and Communication というセクションのターゲットの例文があります。これを「聞いて意味を推測する」「聞いてそのまま繰り返す」「日本語から英語を再生する」「聞いて書き取る」の順番で練習していきます。正確な運用のためのトレーニングをじっくり進めています。

ELST: 英検の単語練習のコンテンツを使い、例文を覚えて使えるようになるための練習が始まりました。

MEL-3

2-Min. Talk: 今月は「どんな夏のイベントや活動が好きですか」「買い物にはよく行きますか」の2つのトピックついてペアで会話を行いました。ペアでの対話を同じトピックについて3回ずつ行います。4回目はミニエッセイを書いてクラスで共有し、講師のフィードバックをもとに修正します。少しずつ自分なりの工夫ができる生徒が増えてきました。

基礎英語 1:基礎英語の1週間のストーリーを要約する練習を引き続き行なっています。口頭での説明(リテリング)の際にはメモを取るのですが、だんだんコツが掴めてきた生徒が増えてきました。簡潔に聞いた内容を説明するのは日本でも難しいですが、少しずつ手応えを感じることが増えてきたようです。

Bridge Work: 現在進行形と現在形の使い分け、because や and, but を使った文の練習を主に行いました。使える動詞の数が少しずつ増えてきました。

Speech Navigator: Unit 5 My Moneyをテーマにプレゼンテーションを行いました。allowance (お小遣い)の使い道について具体的に説明することができました。

ELST: 英検4級レベルの文を毎回10セット、自分で使えるようにするつもりで練習しています。翌レッスンではそのうちの3文の書取りテストを行います。正確に覚える、ということを体験してもらうことが目的です。


MEL-4

3-minute talk: 7月は「どんな音楽を聴くか」というトピックに取り組みました。一周回って以前扱ったようなシンプルな日常の話題を、今回はより幅広い表現を使って問答しました。自分の好きなジャンルやアーティストについて説明したり、どのような場面で音楽を聴くかを話したりする中で、身近なテーマでも英語で自分の意見を表現する練習を重ねています。相手に質問を投げかけながら、自然な会話のやり取りも意識できるようになってきました。


基礎英語2: これまでと同様に、音声で物語を聞いたあとにリテリングや要約を書く練習を続けています。今月は、日本語のあらすじをもとに自分で英語に訳し直しながら、ロールプレイにも取り組みました。内容が少しずつ難しくなってきており、文章に明記されていない情報を文脈から読み取る場面もありました。登場人物の気持ちや場面の状況を丁寧に読み取る力が養われています。


Bridge Work: 6月に引き続き、過去形・過去進行形を用いて、身近な人の生い立ち、現在、最近したことをテーマにエッセイを書き、それをスピーチ形式で発表する活動を行いました。複数の時制を自然に使い分けながら表現する必要があり、文法の整理や内容構成の工夫が求められる課題でした。自分の伝えたい内容を意識して言葉を選ぶ力が伸びています。


ELST: 内容としては前月までと同様の取り組みを続けています。英検準二級レベルの単語の音声を聞きながらのリーディングと内容理解、また文中の情報をもとに問いに答える練習を通して、語彙や文法の定着を図っています。英文の構造や意味を丁寧に追う力がついてきており、長めの文章にも落ち着いて取り組めるようになってきました。


MEL-5

ELST: スキル別(リスニング、リーディング、シャドーイングなど)のコンテンツを各自練習し、内容によって音声入力によるリテリングやペアリピーティングのタスクを行なっています。また、内容に関連した学習者用のビデオを適宜視聴することで実際に使用される語彙や説明の仕方のインプットも行っています。

Q Skills for Success -1 Reading & Writing: Unit 2 では、認知科学にについて学んでいます。脳神経がどのように情報を処理しているのか、長期記憶と短期記憶の違い、脳がどのように同時に起こることを処理しているのかなどのリーディング素材やビデオを通じ、認知科学への理解を深めました。いよいよ自分にとっての良い学習方法とは何かについてのライティングとプレゼンテーションに入ります。

Bridge Work: 現在完了形を使った時制の運用練習と So do I. Neither have I. などの表現練習、scanningでのリーディング練習、間接話法の使い方を主に練習しました。

語彙の学習:「感情に関することば」「環境問題に関することば」「アメリカ英語とイギリス英語の違い」「生物学などに関することば」を例文で学習した後にペアリピーティングでの練習活動を行います。「アメリカ英語とイギリス英語の違い」では、各自がアメリカ人とイギリス人が話している、という想定のスキットを作りました。

Project Time CapsuleWhat do you want the future and the world to remember Japan by?(未来と世界の人々に日本をどのように記憶して欲しいですか)という問いに応えるべく、ディスカッションをし、スクリプトを作り、動画の撮影をしました。現在編集作業を進めています。

2025年7月28日月曜日

2025年7月 Advancedクラスのレッスン内容

 今月のAdvancedクラスのレッスン内容

1. 英検2級レベルのスピーキング課題に3文で応える練習。

2. キクタンリーディングでリスニングと語彙の使い方の練習。

3. Inside Reading-2:文学をテーマにシェークスピアが本当に彼の作品を全て書いたのか、コンラッドがどのようにして英語で本を書くに至ったのかについて読んで課題に答える、語彙を学ぶ。

4. Reading & Writing-2:文化による丁寧さの違いに関するブログを読んで語彙や表現を学ぶ、日本に来る生徒にマナーを紹介する文章を書く。事例を挙げて説明する仕方を練習する、後輩のマナー指導に関するエッセイを書く。

5. Bridge Work:受動態の慣用表現、過去分詞と現在分詞、make/find/keep/leaveの使い方を練習

RFL (Read for Life) 8月のレッスン内容

  Lisa Feldman Barrett 著  How Emotions are Made: The Secret Life of Brain  ( 邦訳『情動はこうして作られる — 脳の隠れた働きと構成主義的情動理論』 ) 講読最終月。 ページ数の関係で RFL では読了こ...